3月9日(日)もソロソロ日没しようとしている午後5時半ごろ…

明日からのお仕事に向けて道行く多くの方々が家路を急いでいるような雰囲気のなかでした…

某コンビニチェーンの駐車場へ車を入れると…その駐車場内の離れた場所に買い物を終えた方が後進させた車と「手押し車」を使って駐車場内を歩行する高齢女性が衝突した様子で高齢女性がその場に倒れていました…

運転手は高齢女性に何か声をかけている様子…

私たち夫婦もすぐさま車を降りてお二人のもとへ…

「大丈夫ですか?」「どうされました?」の声かけに運転手から「バックした車が衝突してしまって…」との説明…

高齢女性にお声をかけるとしっかりと「返事」が返ってきましたが立ち上がれないご様子…

右手のひらには少し深く皮がむけている傷があるほかは目立った外傷は着衣のうえから確認できませんでした…

痛いところは?の問いかけに「少し胸のあたりが…」

立ち上がろうとする女性に「そのままで無理に動かないようにしましょう…」と声をかけたのちに、運転手に「110番しましたか?」「いいえまだです…」「119番は…?」「お家に帰りたいから救急車は呼ばないで…というので…」とのお話…

このまま帰宅させるわけにもいかず…自力で帰宅もできないご様子から「すぐに110番と119番を…」と運転手に伝え高齢女性の介抱を代わった…

そんなやりとりをしていると…

「大丈夫ですか?」「どうしました?」とそれぞれ別のお客さんであろう2名の若い女性が声をかけてきてくれました…

私たちからの「おばあちゃん寒くない?」の声かけに「大丈夫…」とチカラなく答える高齢女性…すぐさま片方の女性から「わたし車に毛布あるので持ってきましょうか…?」の声かけ…

その間のやり取りで高齢女性の方のお名前や年齢、連絡の取れるご家族はなく子供さんは都内在住とのお話を確認することができました…

先程、声をかけてくれた若い女性2名もその場を離れようとしません…

ほどなく要請した救急車や警察車両が到着…

私たちや若い女性たちも事故の目撃者ではないことから「救急隊や警察の方がお見えになったので私たち行きますね…」と運転手に告げると若い女性たち2名もそれぞれに「じゃあ私たちも…」とその場をあとにしました…

場所は同じコンビニの駐車場…私たちの車と隣り合った場所に駐車していた女性の一人の車の助手席には4~5歳?の子供さんが乗っていましたが…目の前で起きた事態にすぐさま駆けつける「お母さん!」

どの状況でもその判断や行為が正しいわけではないでしょうが…その子の目に「お母さん」がどう映ったことでしょう…

もう一人の女性も買い物を目的に来店したであろう…しかし救急隊到着後に散開したあとに店内に入ったということは「到着時に気づいた異常」に…買い物よりも優先させてそのピンチの光景へのサポートに駆けつけたということでしょう…

年齢的にはお二人とも20代後半~30代前半といった印象(間違っていたら失礼ですが…💧)でしたが…本当に頼もしく…事故現場であるにもかかわらず何やら晴れやかな気持ちに近い感覚を覚えたのを思い返します…
※もちろん高齢女性のケガが軽傷だったため…

昨今…テレビやインターネットを通じて発信(配信)されるネガティブな情けないニュースの数々には本当にウンザリしているところですが…町の片隅で起きている「遭遇していない…」「私たちの知らない…」小さな美談こそ「大々的に!」報じて(配信して)いただいて「不信や不安」を「信頼」や「期待」に変えていただきたい…!

ポジティブなエネルギーが「町」を「人」を包み込んでいくために…「小さなヒーロー」がたくさん誕生することを熱望したエピソードでした…

本当に若くて素敵な「かっこいいお母さん」と「女性のお客さん」…!

とある日曜日の夕方…まずは私たち夫婦がポジティブなエネルギーに包まれました…!✨

そして…このエネルギーを各事業所へ注入していけるよう精進いたします…!✨